科目責任者 | 熊谷 寛 (※) |
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担当者 | 稻岡 秀検 (※), 小菅 智裕 (※) |
科目概要 | 2年 (1単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻] |
目に見えない電流や磁界を見える形でとらえる方法を学ぶ。基本的な計測器の使用法を習熟する。
グループに分かれ、導入+5テーマ(計8週)の実験する。さらに回路製作と実習試験を行い、電気工学の基礎を習熟できる。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~3回 | 導入 キルヒホッフの法則・鳳-テブナンの定理 | 実験に関する注意事項(安全管理を含む)、実験装置の取り扱い方、実験結果のまとめ方、実験結果の報告法などを説明し、抵抗値を測定する。 電源を含む回路の電流と電圧を測定し、理論値(キルヒホッフの法則)と比較する。 電源を含む回路の電流と電圧を測定し、理論値(鳳-テブナンの定理)と比較する。 | 稻岡 秀検 小菅 智裕 | 5/8③④⑤ |
4~9回 | オシロスコープとファンクションジェネレータの使用法 | オシロスコープの動作原理、使用法、トリガ、2ch同時測定、プローブの校正法、リサージュ波形の利用法を理解する。また瞬時値、実効値、平均値を理解する。オシロスコープとディジタルマルチメータで波形を同時に観察・測定し、理論値と比較する。 | 稻岡 秀検 小菅 智裕 | 5/15③④⑤ 5/22③④⑤ |
10~15回 | CR・LCR回路の周波数特性 | CR回路(積分回路、微分回路)、LCR共振回路の周波数特性を測定し、理論値と比較する。 | 稻岡 秀検 小菅 智裕 | 5/29③④⑤ 6/5③④⑤ |
16~18回 | 過度現象 | CR回路(積分回路、微分回路)のステップ応答を測定し、時定数を求め、理論値と比較する。 | 稻岡 秀検 小菅 智裕 | 6/12③④⑤ |
19~24回 | 電磁誘導と実体配線 | ソレノイドに交流電流を流して磁界を発生させ、1回巻きコイルによって誘導起電力を測定し、起電力と磁束との関係を理解する。 また、回路図から実体配線図へ変換する方法について説明する。さらに半田付け技術を習得する。 | 稻岡 秀検 小菅 智裕 | 6/19③④⑤ 6/26③④⑤ |
25~27回 | 滴下センサ回路製作 | 輸液ポンプなどで利用される滴下センサ回路の実体配線を行い、滴下センサの動作原理を学ぶ。 | 稻岡 秀検 小菅 智裕 | 7/3③④⑤ |
28~30回 | 実習試験 | 実習でこれまでに学んだ知識・技術を使って、制限時間内に未実習でこれまでに学んだ知識・技術を使って、制限時間内に未知の実習課題を遂行し、レポートにまとめる。 | 稻岡 秀検 小菅 智裕 | 7/10③④⑤ |
1.基本的な計測器の使用法を身につける.
2.「電気工学」の主要概念を実感としてとらえる.
3.理論と実験結果の一致の程度を知り、くいちがいの原因を考察する能力を養う。
実験結果、口頭試問、レポート、実習ノート、実習試験から総合判定する。
本実習は電気工学I、電気工学IIと連携しているので、講義の内容を理解し実習に参加すること。復習として、器具の取り扱いと基本動作を確認しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 電気工学実習 | 北里大学医療衛生学部電子工学研究室編 | |
参考書 | わかりやすい電気基礎 | 増田英二 | コロナ社 |
参考書 | 医用電気工学 | 日本エム・イー学会 | コロナ社 |
・実習は上記課題を1グループ原則3~4名に分かれて実施する。