科目責任者 | 氏平 政伸 (※) |
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担当者 | 小林 弘祐, 廣瀬 稔 (※), 熊谷 寛 (※), 氏平 政伸 (※), 稻岡 秀検 (※), 小久保 謙一, 酒井 利奈, 塚尾 浩 (※), 守田 憲崇 (※), 小林 こず恵 (※), 吉田 和弘 (※), 小菅 智裕 (※), 馬渕 清資 |
科目概要 | 1年 (2単位・必修) [医療工学科 臨床工学専攻] |
医用工学の目指すところから医用工学と密接に関わる臨床工学技士の成り立ちや役割までを理解し、更に医用機器開発の必要事項や医用工学的研究について知識を得ることにより、医用工学の全体像を把握する。
医用工学の目指すところと医学と工学の歴史的関係、臨床工学の誕生と医用工学の特質と生命倫理、臨床工学技士の役割、医用機器開発の必要事項、医用工学的研究紹介などの項目について、医用工学全体を体系的に修得する。また、北里大学病院臨床工学部門の見学を通して臨床工学技士業務を理解する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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第1回 | 医用工学の目指すところと医学と工学の歴史的関係 | 医用工学の目指すところ、医学・工学の本質、医学と工学の関係の歴史について学ぶ。 | 馬渕 清資 | 4/11② |
第2回 | 臨床工学の誕生と医用工学の特質と生命倫理 | 臨床工学誕生の背景と医療機器に関わる倫理上の問題について学ぶ。 | 馬渕 清資 | 4/18② |
第3回 | 臨床工学技士の役割 | 臨床工学技士の役割や業務について学ぶ。 | 廣瀬 稔 | 4/25② |
第4回 | 臨床工学部門(ME部)見学 | 臨床工学が実践されている大学病院の臨床工学部門をA班とB班に分かれ、A班が見学する。 | 廣瀬 稔 塚尾 浩 | 5/9② |
第5回 | 臨床工学部門(ME部)見学 | 臨床工学が実践されている大学病院の臨床工学部門をA班とB班に分かれ、B班が見学する。 | 廣瀬 稔 塚尾 浩 | 5/16② |
第6回 | 機器安全と規格の意義 | 機器安全規格の概要について学ぶ。 | 吉田 和弘 | 5/23② |
第7回 | 生体信号計測と利用 | 生体信号の医用工学的利用について、どのように計測され、いかに活用できるかを学ぶ。 | 小菅 智裕 | 5/30② |
第8回 | 臨床工学技士の心得 | 臨床工学技士として備えるべき事項について学ぶ。 | 小林 こず恵 | 6/6② |
第9回 | 医学と工学の境界問題 | 生体組織と人工物の境界問題について学ぶ。 | 酒井 利奈 | 6/13② |
第10回 | 治療機器開発における医用工学の役割 | 治療機器の開発において医用工学が果たしてきた役割について、血液浄化治療を中心に学ぶ。 | 小久保 謙一 | 6/20② |
第11回 | 医療機器とサイバーセキュリティ | 医療機器におけるサイバーセキュリティのリスクについて学ぶ。 | 守田 憲崇 | 6/27② |
第12回 | 光と医療 | 光技術は急速に進歩している。最新の光技術とその医療応用について学ぶ。 | 熊谷 寛 | 7/4② |
第13回 | 医療情報 | 医療情報を取り扱うデータベース技術や、遺伝子情報などを解析するバイオインフォマティクスについて学ぶ。 | 稻岡 秀検 | 7/11② |
第14回 | 臨床医学と工学技術の接点 | 診断・治療法開発、生体と生命維持装置の相互作用について学ぶ。 | 小林 弘祐 | 7/11④ |
第15回 | 低温工学と医療 | 細胞や組織の低温保存の基礎と研究手法を学ぶ。 | 氏平 政伸 | 7/18② |
* 基本的に水曜日の2時限ですが、4時限の講義が1回ありますので注意してください。
1)医学と工学の融合の意義を説明出来る。
2)医用工学の成立に関わる臨床上の諸問題を列挙出来る。
3)医用工学の全体像と、その中での臨床工学の位置を関連づけることが出来る。
1)定期試験(50%,第1回~第3回の講義と第12回~第15回のオムニバス講義課題からの出題)
2)臨床工学部門見学のレポートと、第6回~第11回のオムニバス講義課題のレポート(50%)
医療機器に関してのマスコミの報道などに留意し、この分野の理解を深め専門家としての意識を高めておく。臨床工学部門(ME部)見学後は気付いたことを文章にまとめておく。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 各回ごとに資料を配布する。 | ||
参考書 |