科目責任者 | 古田 玲子 (※) |
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担当者 | 古田 玲子 (※), 西村 由香里 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [医療検査学科] |
細胞診断学の基本的な技術と細胞の観察視点を、実習を通じて習得する。
細胞診標本作製を実際の手技を通じて学ぶ。婦人科・呼吸器・泌尿器・体腔液・乳腺・甲状腺などの正常細胞と病的な細胞などを光学顕微鏡で観察し、細胞判定の基礎を習得する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~12回 | 鏡検スケッチ実習 | 各領域(婦人科・呼吸器・泌尿器・体腔液・乳腺・甲状腺)の細胞所見について学ぶ | 古田 玲子 西村 由香里 | 5/29③④⑤ 5/30③④⑤ 5/31③④⑤ 6/1③④⑤ |
13~15回 | 標本作製実習 | パパニコロウ染色、ギムザ染色を施行し、標本の作製方法を学ぶ | 古田 玲子 西村 由香里 | 6/5③④⑤ |
16~18回 | 筆記試験 | 標本作製・細胞所見に関する試験を行う | 古田 玲子 西村 由香里 | 6/6③④⑤ |
19~27回 | スクリーニング実習 | 各領域の細胞診標本のスクリーニングを行う | 古田 玲子 西村 由香里 | 6/7③④⑤ 6/8③④⑤ 6/12③④⑤ |
28~30回 | 実技試験 | スクリーニング・同定試験を行う | 古田 玲子 西村 由香里 | 6/13③④⑤ |
細胞診断学の基本的な知識・技術を総合的に習得する。
授業内試験(筆記試験および実技試験)を行い、総合的に判定する。
細胞の基本構造を参考図書を調べて理解しておくこと。特に細胞所見は、参考図書に掲載されている多くの写真を見ておくことが望ましい。また、パパニコロウ染色やギムザ染色などの原理や標本作製手順を確認しておくこと。
本実習は臨床細胞学の講義と連携しているので、講義の内容を理解し実習に臨むこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考書 | 最新臨床検査学講座 病理学/病理検査学 | 松原 修ほか | 医歯薬出版 |
参考書 | 細胞診を学ぶ人のために 第5版 | 坂本穆彦 | 医学書院 |
参考書 | ポケット細胞診アトラス | 土屋眞一 | 医療科学社 |
参考書 | 臨床検査技師を目指す学生のための細胞診 | 土屋眞一 | 医療科学社 |
参考書 | スタンダード細胞診テキスト 第3版 | 水口國雄 | 医歯薬出版 |
参考書 | ~基礎から学ぶ~ 細胞診のすすめ方 | 西 国広 | 近代出版 |
参考書 | 細胞診ガイドライン 2015年版 1婦人科・泌尿器 | 公益社団法人日本臨床細胞学会/編 | 金原出版 |
参考書 | 細胞診ガイドライン 2015年版 2乳腺・皮膚・軟部骨 | 公益社団法人日本臨床細胞学会/編 | 金原出版 |
参考書 | 細胞診ガイドライン 2015年版 3甲状腺・内分泌・神経系 | 公益社団法人日本臨床細胞学会/編 | 金原出版 |
参考書 | 細胞診ガイドライン 2015年版 4呼吸器・胸腺・体腔液・リンパ節 | 公益社団法人日本臨床細胞学会/編 | 金原出版 |
参考書 | 細胞診ガイドライン 2015年版 5消化器 | 公益社団法人日本臨床細胞学会/編 | 金原出版 |
ゴーグル(標本作製実習で使用)、白衣、スケッチブックあるいはケント紙(約10〜15枚使用)、および色鉛筆を各自で用意してください。