科目責任者 | 石井 直仁 (※) |
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担当者 | 石井 直仁 (※), 井本 明美 (※), 廣渡 祐史 (※) |
科目概要 | 3年 (1単位・必修) [医療検査学科] |
臨床化学検査は、自動分析装置の革新的な技術開発により進展してきた。高度な自動分析装置の能力を十分に発揮させ、病態解析をするため、操作技術、反応機序の理解、臨床検査データ解析力を習得する。
①臨床化学分析方法の基礎を習得する。②臨床化学分析方法により各種検査項目の反応機序(測定原理)と操作技術を習得する。③患者が自ら行う「血糖自己測定(Self monitoring of blood glucose, SMBG)」と患者の身辺での検査(Point of care testing, POCT)である「ドライケミストリー」の反応機序(測定原理) と操作技術を習得する。④臨床検査データ解析力を習得する。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~3回 | 分析法の基礎1 | 最大吸収波長(吸収ピーク)、モル吸光係を測定する。 | 石井 直仁 井本 明美 | 9/25③④⑤ |
4~6回 | 分析法の基礎2 | Km値(ALP)を測定する。 | 石井 直仁 井本 明美 | 9/26③④⑤ |
7~9回 | タンパク質1 酵素1 | 血清タンパク質を電気泳動法により分析する。 血清LDアイソエンザイムを電気泳動法により分析する。 | 石井 直仁 井本 明美 | 9/27③④⑤ |
10~12回 | タンパク質2 酵素2 | 総タンパク質、アルブミン、LD活性、ALT活性を測定する。 | 石井 直仁 井本 明美 | 9/28③④⑤ |
13~15回 | 非タンパク性窒素1 電解質 | クレアチニン、カルシウム、マグネシウムを測定する。 | 石井 直仁 井本 明美 | 10/2③④⑤ |
16~18回 | 非タンパク性窒素2 | 尿素窒素を測定する。 | 石井 直仁 井本 明美 | 10/3③④⑤ |
19~21回 | 糖質1 | 糖尿病関連検査である血糖自己測定と尿中タンパク質を測定する。 | 石井 直仁 井本 明美 | 10/4③④⑤ |
22~24回 | 糖質2 臨床検査データ解析 | グルコースを測定する。 臨床検査データ解析(ホルモン検査)の演習を行う。 | 石井 直仁 井本 明美 廣渡 祐史 | 10/5③④⑤ |
25~27回 | 脂質 薬物検査 | 中性脂肪、血中薬物濃度を測定する。 | 石井 直仁 井本 明美 | 10/9③④⑤ |
28~30回 | ドライケミストリー | ドライケミストリー分析法により、尿素窒素、ナトリウム、カリウム、クロール、γ-GT活性を測定する。。 | 石井 直仁 井本 明美 | 10/10③④⑤ |
実習試験 | 石井 直仁 井本 明美 | 調整 |
分析器具・機器・検体の取り扱い、操作技術、反応機序(測定原理)、臨床検査データ解析力を習得する。
レポート、演習問題、実習態度(35%)および実習試験(65%)で総合判定する。
健康時の生体代謝である「生化学」と病気時の生体(病態)代謝である「臨床化学」の教科書で実習項目の予習をする。「臨床病態学」の教科書において実習項目が関わる病態を確認する。また、その病態の生理機能検査を「臨床生理学」の教科書において確認する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 最新臨床検査学講座 臨床化学検査学 | 浦山 修、他 編 | 医歯薬出版社 |
参考書 | 新版 臨床化学 第3版 | 片山善章、他 編 | 講談社サイエンティフィク |
参考書 | 臨床化学検査学 実習書 | 大西英文、他 編 | 医歯薬出版社 |