科目責任者 | 榊原 七重 (※) |
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担当者 | 半田 知也 (※), 川守田 拓志 (※), 榊原 七重 (※), 浅川 賢 (※), 藤村 芙佐子 (※), 岩田 遥 (※) |
科目概要 | 4年 (1単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
臨床実習生として直接患者と接する時期を迎える前に、主な眼の検査機器の操作を習熟するように、再度念入りに指導を行い、信頼性の高い検査結果が得られるようにする。
他覚的検査の値と自覚的検査の値の関係を理解し、検査結果の信頼性評価が行えるようにする。
実際に患者と接する時の言葉使い、身だしなみ、説明方法や対応の仕方を身につける。
小人数グループに分かれ、視力、視野、屈折、調節、両眼視、眼圧、斜視などを主体として、臨床に即した検査方法修得のための実習の補充を行う。特に、症例を想定した検査と各検査結果の関連について検討を行う。
回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
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1~5回 | 実習講義1 | 他覚的検査値を参考にした自覚的検査方法について(実習課題) 実習課題の進め方について説明を行う。 | 榊原 七重 | 4/6①②③④⑤ |
6~25回 | 視力・屈折検査・ レンズメーター・眼圧検査 視野検査 眼球運動検査・斜視検査 両眼視機能検査 | 症例を想定したロールプレイを通して、各疾患の特徴を踏まえた検査を、検査説明や誘導を含めて検討し、検査法の復習を行う。 高齢者、小児に対する対応 心因性視覚障害、詐病に対する対応 ロービジョンに対する対応 アーチファクトへの対処法 検査結果の信頼性評価 | 半田 知也 川守田 拓志 榊原 七重 浅川 賢 藤村 芙佐子 岩田 遥 | 4/9①②③ 4/13①②③④⑤ 4/16①②③ 4/20①②③④⑤ 4/23①②③④ |
26~30回 | まとめ | まとめ、復習 これまでの実習において曖昧だったこと、疑問点等が解決できているかを確認する。 臨床実習に向けた具体的な目標をたて、臨床実習前に必要な準備を確認する。 | 榊原 七重 | 4/27①②③④⑤ |
実習項目を小人数の班でローテーションで実施する。実習予定表を初回講義時に配布する。
1)標準的各種検査法を習得すること
2)各検査法につき、その正常値(異常値)、正しい検査条件(矯正、距離等)を習得すること
3)様々な疾患を想定し、各疾患の特徴を踏まえた検査方法選択、検査時の対応ができること
4)各検査の目的、手順等を正しく一般的な用語で説明し様々な年齢や理解度に合わせて工夫できること
5)各検査結果の関連性を理解すること
6)臨床実習にむけた具体的な目標をたてること
実習記録ノート(課題内容とその進め方については講義内で説明)(30%)、定期試験(70%)
1)3年次までに行った全ての講義・実習内容を復習し、実技練習をした上で臨むこと。
2)臨床実習で必要な、略語、検査・疾患の英語表記などについて調べておくこと。
3)検査に用いる視標について、輝度、網膜像の大きさ等について復習しておくこと。
4)各検査の条件、正常値、機器の準備メンテナンス方法、基本動作について復習しておくこと。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 視能学 | 丸尾・久保田・深井編 | 文光堂 |
教科書 | 視能矯正学 | 丸尾・粟屋編 | 金原出版、1994 |
参考書 | 眼科検査法ハンドブック | 湖崎克、松井瑞夫他 | 医学書院 |
参考書 | 3年次までに配布した全ての講義・実習プリント |