| 科目責任者 | 榊原 七重 (※) |
|---|---|
| 担当者 | 河合 高鋭 (※), 榊原 七重 (※) |
| 科目概要 | ２年 （２単位・必修） [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻] |
視能訓練士として、病児を観察する際、健常児の正常な発達を十分に知る必要がある。また、視力不良がみられたとき、それが視覚的な問題なのか、または発達的な問題なのか、環境の変化や治療を受けることから来る心理的な問題なのか、あるいは性格によるものなのかなど多角的にアセスメントしなければならない。また、自分自身が、子どもの発達に即した関わりができていたのかも同時に考えていかなければならない。
そこで、健常な子どもの発達の特性や、子どもの内面理解、虐待等を学ぶことで多角的な視点を得て、子どもとの関わり方を包括的に考えることができるようになることを目標とする。
乳幼児に関する基礎的な事柄を以下の事項で概説し、演習をとおして各自で問題点の理解と解決の方法、関わり方等を考えていく。
| 回 | 項目 | 授業内容 | 担当者 | 日時 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | オリエンテーション 保育のはじめの一歩 | オリエンテーション 幼少期を振り返り、保育所・幼稚園・認定こども園の概要を理解することができる。 | 榊原 七重 河合 高鋭 | 4/11③ |
| 第2回 | 保育の基本① | 子どもの定義について理解できるようにする。 成長発達にかかわる用語の定義について理解できるようにする。 成長発達の一般的原則を理解できるようにする。 乳幼児期の発達の特性・環境・保育の方法（前編）について理解できるようにする。 | 河合 高鋭 | 4/18③ |
| 第3回 | 保育の基本② | 乳幼児期の発達の特性・環境・保育の方法（後編）について理解できるようにする。 | 河合 高鋭 | 4/25③ |
| 第4.5回 | 乳児から幼児期まで縦断的発達①② | 6か月未満児、6か月～1歳3か月児の発達と保育について理解できるようにする。 | 河合 高鋭 | 5/9③④ |
| 第6.7回 | 乳児から幼児期まで縦断的発達③④ | 1歳3か月から２歳未満児、２歳児の発達と保育について理解できるようにする。 | 河合 高鋭 | 5/16③④ |
| 第8.9回 | 乳児から幼児期まで縦断的発達⑤⑥ | ３歳児、４歳児の発達と保育について理解できるようにする。 | 河合 高鋭 | 5/23③④ |
| 第10.11回 | 乳児から幼児期まで縦断的発達⑦ 子どもの成長発達のまとめ | ５・６歳児の発達と保育について理解できるようにする。 これまでの学びを踏まえ、子どもの成長発達の全体を理解できるようにする。 | 河合 高鋭 | 5/30③④ |
| 第12回 | 子どもの内面理解 | 外面的理解だけではなく、内面理解と援助について理解を深めることができるようにする。 | 河合 高鋭 | 6/6③ |
| 第13回 | 子どもを取り巻く環境社会の変化と保育課題・虐待 | 子どもを取り巻く環境社会の変化と保育課題について理解できるようにする。 虐待定義、虐待発生の諸要因、虐待が及ぼす影響、法律、対応について理解できるようにする。 | 河合 高鋭 | 6/13③ |
| 第14回 | 筆記試験 | 筆記試験 | 河合 高鋭 | 6/20③ |
| 第15回 | 保育所保育 | 保育に関する基礎知識について理解できるようにする。 保育所の役割、保育の環境・目標・方法・内容について理解できるようにする。 | 河合 高鋭 榊原 七重 | 6/27③ |
健常な子どもの発達の特性、子どもの内面理解、虐待等の正しい理解を得て、視能訓練士としての多角的な視点を持つことができる。
授業への取り組み・授業内筆記試験・レポート等により総合的に判定する。
後期・保育実習の基礎となる科目である。１回毎の授業内容・配付プリントを理解し次の授業に臨むこと。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 平成29年告示 幼稚園教育要領 保育所保育視診 幼保連携型認定こども園教育・保育要領 | 文部省・厚生省 | チャイルド本社 |
| 参考書 |