Web Syllabus(講義概要)
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病理学Pathology
科目責任者丸山 弘子 (※)
担当者丸山 弘子 (※)
科目概要2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 理学療法学専攻]
2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 作業療法学専攻]
2年 (2単位・必修) [リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻]

授業の目的

 病理学は病気を理解するための基礎となる学問であり、医療人として必要とされる病気の概念とその原因、それに附随する病変を理解することを目標とする。

教育内容・教育方法・フィードバック

 傷害因子に対する細胞・組織の基礎的病変を病理学総論として学び、さらに病理学各論では系統的に器官それぞれの主な病気について解説する。

授業内容

項目授業内容担当者日時
第1回細胞傷害、修復と再生細胞傷害による変性、壊死、アポトーシスを理解し、その後の再生、創傷治癒(肉芽組織、瘢痕組織)による機能回復機序を理解する。丸山 弘子
4/4①
第2回循環障害1局所的な血液循環障害(充血、うっ血、血栓症、塞栓症、梗塞、出血)と、全身の循環障害(浮腫)にみられる病態を理解する。 丸山 弘子
4/11①
第3回循環障害2局所的な血液循環障害(充血、うっ血、血栓症、塞栓症、梗塞、出血)と、全身の循環障害(浮腫)にみられる病態を理解する。 丸山 弘子
4/18①
第4回炎症・感染症炎症の原因・発現機序・分類を理解する。病原体の感染経路と代表的な感染症を知る。丸山 弘子
4/25①
第5回免疫機構の異常免疫機構を理解し、アレルギーや自己免疫疾患などの病態を学ぶ。丸山 弘子
5/9①
第6回腫瘍腫瘍発生の要因、進展と転移機構、良性・悪性腫瘍の鑑別について理解する。丸山 弘子
5/16①
第7回循環器系疾患動脈硬化症、心臓疾患の原因、機序を理解する。丸山 弘子
5/23①
第8回呼吸器系疾患肺疾患の原因と性状について理解する。丸山 弘子
5/30①
第9回消化器系疾患1胃と腸の病気の原因・炎症機序を理解する。丸山 弘子
6/6①
第10回消化器系疾患2肝臓、膵臓疾患の原因と病態を理解する。丸山 弘子
6/13①
第11回泌尿器系疾患腎臓疾患の原因を学び、急性・慢性腎不全について理解する。丸山 弘子
6/20①
第12回運動器系疾患骨・関節を中心とする骨組織の病変を理解する。丸山 弘子
6/27①
第13回脳・神経系疾患頭部外傷、中枢神経の循環障害や変性疾患の病態を理解する。丸山 弘子
7/4①
第14回病理検査技術病理診断に必要な病理組織標本作製の基礎を学ぶ。丸山 弘子
7/11①
第15回総まとめ前期講義内容を復習し、まとめる。丸山 弘子
7/18①
第1回
項目
細胞傷害、修復と再生
授業内容
細胞傷害による変性、壊死、アポトーシスを理解し、その後の再生、創傷治癒(肉芽組織、瘢痕組織)による機能回復機序を理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
4/4①
第2回
項目
循環障害1
授業内容
局所的な血液循環障害(充血、うっ血、血栓症、塞栓症、梗塞、出血)と、全身の循環障害(浮腫)にみられる病態を理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
4/11①
第3回
項目
循環障害2
授業内容
局所的な血液循環障害(充血、うっ血、血栓症、塞栓症、梗塞、出血)と、全身の循環障害(浮腫)にみられる病態を理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
4/18①
第4回
項目
炎症・感染症
授業内容
炎症の原因・発現機序・分類を理解する。病原体の感染経路と代表的な感染症を知る。
担当者
丸山 弘子
日時
4/25①
第5回
項目
免疫機構の異常
授業内容
免疫機構を理解し、アレルギーや自己免疫疾患などの病態を学ぶ。
担当者
丸山 弘子
日時
5/9①
第6回
項目
腫瘍
授業内容
腫瘍発生の要因、進展と転移機構、良性・悪性腫瘍の鑑別について理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
5/16①
第7回
項目
循環器系疾患
授業内容
動脈硬化症、心臓疾患の原因、機序を理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
5/23①
第8回
項目
呼吸器系疾患
授業内容
肺疾患の原因と性状について理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
5/30①
第9回
項目
消化器系疾患1
授業内容
胃と腸の病気の原因・炎症機序を理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
6/6①
第10回
項目
消化器系疾患2
授業内容
肝臓、膵臓疾患の原因と病態を理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
6/13①
第11回
項目
泌尿器系疾患
授業内容
腎臓疾患の原因を学び、急性・慢性腎不全について理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
6/20①
第12回
項目
運動器系疾患
授業内容
骨・関節を中心とする骨組織の病変を理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
6/27①
第13回
項目
脳・神経系疾患
授業内容
頭部外傷、中枢神経の循環障害や変性疾患の病態を理解する。
担当者
丸山 弘子
日時
7/4①
第14回
項目
病理検査技術
授業内容
病理診断に必要な病理組織標本作製の基礎を学ぶ。
担当者
丸山 弘子
日時
7/11①
第15回
項目
総まとめ
授業内容
前期講義内容を復習し、まとめる。
担当者
丸山 弘子
日時
7/18①

到達目標

 各種病態や疾患について学ぶことにより障害を理解し、各専攻専門領域での疾病予防と治療に役立つ基礎知識を身につける。

評価基準

定期試験(80%)、授業内小テスト(10%)及び受講態度(10%)により総合的に判断して評価する。

準備学習等(予習・復習)

予習:講義は各回でまとめるので、事前に教科書を読んで授業内容の概要を把握しておくこと。
復習:配布プリントの要点を利用して、教科書でさらに深く理解すること。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書病理学 標準理学療法学・作業療法学横井豊治、村雲芳樹 医学書院
参考書シンプル病理学 [第7版]笹野公伸、岡田保典、安井 弥南江堂
参考書カラーで学べる病理学 [第3版]渡辺照男ヌーヴェルヒロカワ
教科書
署名
病理学 標準理学療法学・作業療法学
著者・編者
横井豊治、村雲芳樹
発行所
医学書院
参考書
署名
シンプル病理学 [第7版]
著者・編者
笹野公伸、岡田保典、安井 弥
発行所
南江堂
参考書
署名
カラーで学べる病理学 [第3版]
著者・編者
渡辺照男
発行所
ヌーヴェルヒロカワ